塩原軌道の巻
物件の所在地:栃木県西那須野町
あし:東北本線西那須野駅下車、タクシーが無難
みなしゃん、こんばんわん。
という訳で、今回は西那須野の「大鷹の湯」という温泉に行ってきたんだよん。
ここにはその昔塩原方面に走っていた、「塩原軌道」の電車の
1/2モデルが復元されていて、しかも走るらしい・・のであります。
昔は大正天皇もご利用になられたとか・・・
ちゃんと3フィート6インチの線路が引いてあって、その上を自走するってことで、
こりゃ行かねばならんと思ったわけなんだよん。
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普段は車庫の中でお休みしております。 この雰囲気、いいでしょ。 どこかの保存車両みたいであります。 知らないで来たらびっくり! でしょう。 |
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で、フロントで頼むと動かしてもらえます。 (充電完了している時) ホームも作られていて、そこで待っていると、 ゴロゴロと走ってくるのであります。 屋根の上には何もないけれど、 全然気になりましぇん。 |
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ホームに停車中であります。 駅は二つ作られていて、温泉内の施設を 結んでいるわけであります。 こちらは泰山前といいます。 ここには塩原軌道の由来に付いての看板も 設置されております。 |
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おお・・・走る走る。 軌道上を本当にゴロゴロという音を立て、 転がるように走っていきます。 最大速度は20km/hなのです。 そこのけそこのけ電車が通る・・・といった感じです。 |
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もう一つの駅、鷹山前に停車中。 こちらは実は後ろ側。運転台がありましぇん。 でも前と同じように作ってあるのです。 こちらにはバックミラーも装備しております。 転車台がないので、帰りはバック運転であります。 |
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こちら側が前。 アングルを下げてみると、結構堂々しております。 前照灯、尾灯、救助網も付いております。 |
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温泉への玄関で停車中。 ここは宿泊施設ですが、入浴だけというのも OKであります。 たまたまふらっと来て、電車乗って温泉入る というのも良い物であります。 |
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これがコントロールパネルなのです。 この電車の主要機器はフォークリフトの 流用なのであります。 それでバッテリー駆動なのですね。 |
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これが車内(後部)であります。 結構豪華な感じですね〜 大正天皇がご利用になられたというのを 意識したものでしょうか? 定員は15人との事です。 |
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おお・・・すばらしい。 ダブルルーフの車内もきっちり復元されて おるのであります。 室内灯も設置されております。 |
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これは「チンチン電車」の語源でもある ゴングなのであります。 ひもを引っ張って鳴らします。 鳴らしてもらえばよかったなあ。 |
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デッキは前部に一カ所のみ。 でもこの入口、雰囲気出てるなあ。 床はもちろん木の板張りとなっております。 |
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こんなところにこんなパーツが。 雰囲気出すのに一役買っております。 電車を自作される方(いるのか?) には参考になるかもしれましぇん。 |
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足周りのショット。 意外に車輪は小さいのであります。 当然二軸車なのです。 線路は少し細いかな? かえって広く感じます。 3フィート6インチ(1067mm)なので、 JRの線路も走れるはずです。 |
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床下前面であります。 小さなギアが見えますねえ。 メカの一部を垣間見た気がいたします。 小さくても車輪はスポーク式(?)なのです。 |
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ただいま充電中。 こういう姿も見られます。 鎖はプラスチック製なのですが、いい感じです。 足下にあるのはブレーキ? |
塩原軌道復元車両のデータ
形式:開拓1号
長さ:4200mm
幅:1750mm
全高:2400mm
重量:2500kg
原動機の種類:直流24V電動機
今回の物件の詳しい事は、
大鷹の湯オフィシャルサイト
をみてね。
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